塗装初心者がオフィスの天井ジプトーンを塗ってみました

こんにちは。少し古めのオフィスや店舗などで、天井が壁紙でなく石膏ボードにボツボツ模様の柄のものを見たことがあると思います。「ジプトーン」という素材ですが、壁紙（クロスといいます）をそのまま貼る事もできず、汚れや色褪せした時にはどうしたらいいでしょうか。
方法はいくつかあります。
1）ジプトーンを全部外して新品に変える。
2）ベニヤ板を貼ってその上からクロスを貼り付ける
3）ジプトーンを塗装する
今回は3）を選択し、自分のオフィスの奥の方の一部分だったのでDIYでやってみました。

まずは養生作業からしていきます。綺麗に塗装する目的なのに、床などに塗料を垂らしてしまったら本末転倒ですからね。

養生にはマスカーとブルーシートを使用しました。マスカーは養生テープとビニールが一体化されているので、塗らない面に綺麗に養生テープを貼っていき、ビニールを下ろしていきます。床部には塗料が飛び散らないようにブルーシートを敷きました。

あと自分も汚れる可能性大ですので、ヤッケ・ヤッケパンツ・靴をワークマンで購入しました。どれも1000円未満で買えますので汚れそうな時専用にするには最適です。

案の定というか慣れない作業なのでヤッケやブルーシートにかなりペンキが付きました。

そして照明など外せるものはなるべく外していきます。

ジプトーンを塗装する際、先にシーラーを塗布します。

ホームセンターでももちろん購入出来ますが、他のジャンル同様、ネットショッピングの方が送料を考えても安く購入出来たりします。また重いペンキ缶を持ち歩かなくて済みます。ヨドバシというと家電のネットショップのイメージがありますが、水性塗料・はけ・バケツなど一式購入することが出来、しかも送料無料です

ちなみに購入したのは　アサヒペン　水性スーパーコート　1.6L です。定価4117円が2900円で送料無料でした。２度塗りしてちょうど良いくらいの量でした。

水性塗料は臭いもきつくなくて、素人にも扱いやすかったです。

仕上がりはよく見ると部分的に塗装ムラがあったり自分的には及第点とは思えない出来でしたが、会社スタッフには概ね好評でした。ビフォーの黒ずんだ天井を知っているのと、一般的には細かいところまで意識して天井を見ることもないということもあるかもしれませんね。

そこでセルフ・DIY塗装のメリット　と　プロに任せるメリット　を羅列してみました

セルフ塗装

・自分の裁量で養生・塗装ができる。なので毎日仕事しているオフィスでも急に明日塗装など実行できる（養生は十分注意しましょう）

・やり方さえ分かっていれば材料費のみでできる。今はYouTubeなどで丁寧に説明してくれている動画がアップされており、自分のスキルもアップする。

・楽しい！　

プロの塗装

・養生が完璧。言わずもがなですが塗装にムラがない。

・準備・片付けなどすべてお任せで出来る

今回は社屋の奥の方で平米数も少ない場所だったのでセルフ塗装してみましたが、広い面積の場合や、退去後のオフィスなど書類やデスクがないようなところでは安心・確実なプロに依頼するのが一番かと思います。また、今回収穫だったのは塗装の作業はとても楽しいことでした。