株式会社丸恵
2025年04月22日
ブログ
鍵付きドアノブ(握り玉)の交換、実は意外とカンタン?
賃貸物件を管理していると、「ドアの鍵が壊れた」「握り玉の動きが悪い」といった相談を受けることがあります。またオーナーさんから「入居者が替わるので鍵を替えてくれる?」なども。こうしたトラブル、実は意外とご自身で直せる場合もあるんです。
今回は「握り玉タイプの鍵付きドアノブ」の交換について、不動産会社としての視点を交えながらご紹介します。
握り玉タイプってどんなもの?
一般的な住宅や古めのアパートによく見られる、丸い玉のような形状のドアノブを「握り玉タイプ」と呼びます。鍵付きのものはトイレや個室のドアに使われることが多く、防犯性が比較的シンプルで構造もわかりやすいのが特徴です。
交換に必要な道具
プラスドライバー
新しい握り玉タイプのドアノブ(バックセットと扉の厚みに注意)
必要に応じてメジャー、手袋など
ポイントは、既存のドアノブのサイズに合った製品を選ぶこと。具体的には、下記2点を確認しておくと安心です。
バックセット(ドア端から中心までの距離)
ドアの厚み
今回の交換品はSHOWAのDAC-100というものです。
交換作業の手順(所要時間:15〜30分)
古いドアノブを取り外す
外側と内側の握り玉をドライバーで外し、ラッチ部(ドア側面の金具)も取り外します。
新しい部品を取り付ける
ラッチを先にドア側面に固定し、内側・外側のドアノブを差し込んでビスで固定。
動作確認と仕上げ
鍵の開け閉め、ラッチの動作を確認して完了です。
管理物件にも活用できるDIY
基本的にはこういった作業は鍵屋さんに発注しておりますが、物件のオーナーさまや管理担当者にとっては、こうした基本的な修繕を覚えておくと、コスト削減はもちろん、入居者対応のスピードも向上します。業者さんが手配しづらい時も鍵の一時対応が出来ると信頼度もグッとアップしますね。
この記事を書いた人
丸野 寛

東京都出身の50代です。日本大学芸術学部放送学科卒。不動産業に携わり約30年。
お客様が入居したい物件づくりを心がけています。物件の維持管理には業者さんまかせでなく自分の知識も必要と感じ、宅地建物取引士のほか、第二種電気工事士、2級建築施工管理技士、リノベーションなどの資格も取得しています。健康維持のためパーソナル筋トレを週2回、2年近く継続できています。また休みを利用して南国や伊豆でのスキューバダイビング(PADIアドバンスド)も楽しみの一つです。テクノやハウスミュージックなどの音楽好きで友人で集まってのクラブでのパーティーなどでDJすることもあります。
関連した記事を読む
- 2025/04/22
- 2025/01/31
- 2025/01/02
- 2025/01/01