2019年02月01日
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【大家さんDIY】越谷市のマンションのサッシのクレセント錠の交換
入居者さんより、窓の鍵が壊れて落ちてきた。不用心なので早めに対処してくれますか?
と連絡がありました。
はじめてのケースだったのですが、無事完了しましたので、経過を報告します。
バルコニー側の窓の鍵がポロっと落ちてきました。鍵がかかりません。
さっそく現場を見に行きました。窓などの互い違いの引き戸を施錠する際に使用する鍵をクレセント錠といいます。このクレセント錠のかける曲面のある部分が確かにとれてしまています。さほど高い部品でもないので解決策としては交換が一番です。クレセント錠のサイズを測っていきます。
クレセント錠のサイズ計測は主に3箇所
クレセント錠の3箇所のサイズを計測します。
サイズがわかったので、その場でホームセンターで部品を調達してくる旨を伝えました。
さて、取り付けです。
実際の交換作業に入っていきます。この作業のキモは
「上下のビスをいっぺんにはずさないこと」
です。
1.まず上側のネジをはずす
2.上側のネジを外したら下側のネジを少しだけ緩めて本体をずらします。
3.本体をずらしたら 1.で外した側の穴に外したネジを戻して裏板が落下しないように仮止めしておきます。
4.次に下側のネジを外してクレセント本体も取り外します。
5.ここまで作業が終わると、上側に仮止めのネジを残しただけの状態になります。
あとは逆の手順で新しいクレセントを取り付けして完了です。
無事、取り付け完了しました!
無事、取り付け完了しました。通常ですと現場確認〜写真撮影〜状況報告&業者手配〜
業者さんと入居者さんの日程調整 という段取りを組みますが、今回の作業ですと即日で完了しました。
難易度は?
さほど難しいことでもありませんが、上記の手順どおりやらないと裏板が落下する恐れがありますので、現場で実践経験がない場合は業者さんに依頼するのがよいでしょう。また汎用のクレセント錠を使用する場合は上記手順のあとに厚みにあわせた掛け具合の調整をする必要があります。
この記事を書いた人
丸野 寛
東京都出身の50代です。日本大学芸術学部放送学科卒。不動産業に携わり約30年。
お客様が入居したい物件づくりを心がけています。物件の維持管理には業者さんまかせでなく自分の知識も必要と感じ、宅地建物取引士のほか、第二種電気工事士、2級建築施工管理技士、リノベーションなどの資格も取得しています。健康維持のためパーソナル筋トレを週2回、2年近く継続できています。また休みを利用して南国や伊豆でのスキューバダイビング(PADIアドバンスド)も楽しみの一つです。テクノやハウスミュージックなどの音楽好きで友人で集まってのクラブでのパーティーなどでDJすることもあります。
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