玄関のドアガードが外出して戻ったら閉まってました!と連絡が。
マンションの玄関の内扉に付いている防犯器具としてドアガードがあります。
今回の件は入居者から「家族で外出して、家の中に誰もいないのにドアガードがかかってしまって、鍵で開けようとしても開きません」と電話がかかってきたことから始まります。
入居者さんに細かく状況を聞き出します。
まさか、中に隠れていた人が内鍵をかけたとか、お化けの仕業とか、そんな風には考えたくなかったので、深掘りしてみます。
すると、今回が2回目だったこと、困って隣の号室の方のところに相談に行ったところ、なんとその方も1回ドアガードが勝手にかかったことがあると言っていたこと。
なので、また同じことになるかも?と思って管理会社に連絡・相談をしてきたとのことでした。
ヒアリングしたものの何も解決策が浮かびません(汗)
ヒアリングしたものの、さっぱり状況把握ができません。
そんな時頼りになるのは専門業者さんです。ダメ元で「お客さんから扉の内鍵のドアガードが鍵の施錠時に勝手にしまっちゃったっていうことなんですが、何か解決する方法ございますか?」
そこで鍵屋さんから意外な答えが!
プロの回答は意外なものでした。
鍵屋さんは「あー、おそらくドアガードの駆動部のボールが摩滅して、U字部分がぐらぐらしてるため、誤作動して外から開かなくなってしまうことがあるんですよ。ドアガードを交換すれば治ると思います」との回答が。その場で鍵屋さんに交換依頼しましたが、来週まで手一杯で動けませんとのこと。
また、同じサイズのものがAmazonなどで購入可能で取り付けもそんなに難しくないですよ。と。
ということで、Amazonにて発注〜取り付けです。
Amazonでリョービのドアガード ドアアーム 外開き用RH-102N 購入。
取り付け穴の位置がフレキシブルなので多少サイズが違っても合いそうなので。
アドバイス通り、ドライバーでネジを外し、再取り付けをして完了です。特に難しいこともありませんでした。
新品に交換して無事作業完了です!
新しいドアガード に替えました。その後はとくにトラブルなく過ごせているようです。
在宅時、常に内鍵をかけていることってリスクもあるんです。
今回の件とは、ちょっと異なりますが、在宅時常に内鍵をかけている独居の方をたまにお見かけします。これってセキュリティの点では、1ロックよりも高まりますが、緊急時には逆に別のリスクが発生します。
もし、室内で倒れてしまった場合、通常の鍵だけであれば身内の人の合鍵で解錠できたりしますが、内鍵をさらにかけている場合は当然ながら解錠できず、緊急隊員がドアガード をサンダーなどで切断したり、窓ガラスを壊したりしないと室内に入れず、救急作業をするのに時間がかかってしまうんです。
そんなリスクもあるんだなとわかった上で上手に内鍵を活用してください。
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