不動産管理の会社にはいろんな電話がかかってきます。
急を要するものから、セールスの電話まで・・・
先日、入居者さんから
「トイレのレバーをひねっても流れる水が出なくなりました」
と電話がありました。
「どうしたらよいですか?」
内容をヒアリングします。
「ロータンクのふたをとってみると中にチェーンみたいなものがありますが、みえますか?」
すると「チェーンは見えますが、はずれちゃっているようで底に沈んでいるみたいです」
この場合、単純に外れてしまっているだけであればチェーンをつければ元どおりになりますが、お話の感じだとチェーンと底部のゴムフロート自体が外れているようです。
「わかりました。ご不便おかけしますが、伺いますね」
|とりあえず見てみます。
物件も近いところだったので、とりあえず見に行くことにしました。
この時点でおそらくゴムフロート自体の劣化が予想されたので、汎用のチェーン付きゴムフロートが在庫でありましたので、持っていきます。
まず、ロータンクの中を見てみます。
するとお客様の話どおり、ゴムフロートとチェーンが外れてしまっています。
さっそくゴムフロートを外します。
ロータンク横に止水があるので、マイナスドライバーなどで水を止めます。
止まったら、ロータンクの中をからにして、ゴムフロートをとってみます。
|原因はゴムフロートの劣化によるチェーンの外れでした。
よくあることなんですが、劣化しているゴム部品は手にしたときに真っ黒になります。
外してみるとゴムフロートとチェーンの接合部がゴムフロートの劣化により外れているというかゴムが切れたようです。
汎用のゴムフロートをつけました。
持参したゴムフロートはこれです。
補修用のロータンクゴムフロートです。TOTO他ほとんどのロータンクに合います。ロータンク補修用呼32・38・51ミリ兼用。
大家さんや不動産会社の人は予備でもっておくと、水道業者さんが捕まらない時などに緊急対応できて助かりますよ。そのためにも自宅などで取り付けの練習をしておくとあわてずつけられますよ。
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