続・大家さんでもできる?鍵交換(MIWA PMK 篇)
鍵交換(シリンダ交換)の具体的なやり方
先日、鍵の交換(シリンダ交換)の記事をブログに書きましたが、お客様入れ替えの際の
シリンダ交換の機会がありましたので、続篇としてあげさせてもらいます。
まずは適合するシリンダの確認です。
MIWA の字の下に 75PM と書いてあるのが見えるでしょうか?
で、恒例の検索。googleで MIWA 75PM シリンダ交換 と入力してみます。
すると 75PM は美和のPMKというタイプのなかのひとつでPMK用のシリンダを購入せよといった感じのことが検索結果からわかります。
また、
おもに、公団住宅用として開発された錠で、室内側に四角い箱状の本体が露出して設置されている事から「面付箱錠」とも呼ばれています。画像のノブ式のものが一般的ですが、後年、バリアフリー用途としてレバーハンドルタイプも発売されました。
との情報もとれました。
で、なかにはあーこんなの見たことある!って人も多いんじゃないかと思いますが、概ね最近の物件でなくどちらかというと懐かしい感じの(失礼)マンションなどに多いタイプではないでしょうか。
で、本題です。
MIWA PMKの交換用シリンダを注文します。
で、届きました。(早)
で、届きますとなかに丁寧に描かれた取り付け説明書もついてます。
説明書を見ながら進めていきましょう。
まず、握り玉の内側にねじがついているので外します。(こんなところにあるんですね。意外と気がつかないもんです)
で、握り玉が外側と内側と棒のようなものでつながっているのでそーっと外します。
このとき、ワッシャーなどの部品がついてますので落として無くさないようにします。
とれたら、錠本体を外します。プラスドライバーで4箇所外します。
錠本体の裏側をみてみましょう。
写真はもう交換後のものになってますが、シリンダのまわりに4箇所、小さいタイプのネジがついているのがわかりますでしょうか?(左上のひとつは写真には写っていません)
ここまでかけばカンのいい人はおわかりでしょうが、要はここにシリンダがついていて、ドアの穴のところに通すようになっているので、ここのシリンダを変えてつければ、鍵交換は完了です。
が、ここでひとつトラブルが!
このタイプの鍵を変えるときに多いトラブルなんですが、この小さいネジが膠着というかびちっと
ついてまわらないんです。それも4箇所のうち3箇所くらいはなんとかなっても、あと1個がまわらない。。。
で、何度もぐいぐいやってる間にネジ山をなめちゃって(泣)
ってパターン。
僕も何回か泣いているので(^^)、こんな時に秘密道具を取り出します。
それは
ネジザウルス
これはネジ山がなめてかまないときに、ネジの外側からおさえつけてまわす工具です。
お値段は税抜き2730円と結構な金額ですが、クオリティは抜群です。築年がベテランな物件をお持ちでしたら(失礼)損はありませんよ。
で、ネジザウルスで無事なめたネジもはずせました!
で、新規シリンダにはこのネジなんかも一緒に新品が入っていますので
(こういうところが日本メーカーってすごいですね)
ねじも新品をつけます。
で、無事完了です。
お客様にも新しい鍵をお渡しできそうです!
越谷市の不動産会社 株式会社丸恵
※物件の鍵交換は 空室などで練習しておきましょう。
また、当然ですが、施工法などについては責任は負えませんのでご了承くださいね。
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